22/12/2011 | 16:09:00

ハンチョン通り

ハンチョン通りの絵画展示室。 写真:ホアン・ザップ(Hoang Giap)

長さ396mのハンチョン通りはハノイのホアン・キエム区のハンチョン地区にあり、太鼓、日よけ傘の生産と刺繍や民間の絵で有名である。20世紀の初頭にはハンテウ(Theuは縫うこと)、フランスの殖民地となった時はJules Ferryと呼ばれ、1945年からハンチョン通りとなった。

昔のハンチョン通りは民間の絵、太鼓、縫い物、扇、ノン(ベトナムの女性の伝統的な帽子)、旗などを生産した。各地方から多くの熟練職人がここに集まり、地元のハンチョンの人々と共に絵を印刷する工場で働いた。

ハンチョン通りの両側に住む人は地方の出身であり、自らの故郷の職業をここで発展させた。ハイ・ズオン省イエン・ミ県のリエウ・トゥオンの人々は太 鼓を、ハノイのトゥオン・ティン県のダオサの人々は日よけ傘を、トゥ・タップの人々は絵を描くことであった。ハンチョン通りの絵はハノイのタン・ロンを始 め、ベトナムの有名な民間の絵であり、ドン・ホの絵と違い、その技術は木版画による黒い線と手で色を塗るという工程で、ゾの紙(ベトナムの伝統的な紙であ り、ドン・ホの絵にも使用される)と幅の広い新聞用紙に印刷する。ハンチョンの絵の主なテーマは日常の生活、物語である。

現在、ハンチョンの絵は昔のように繁栄していない。観光客は画家が座って直接絵を複写し、肖像画を描く店と専門家が捜し求めた歴史的に 価値のある絵を展示紹介する店を訪問することができる。隣り合った各「ギャラリー」は漆の絵、刺繍の絵、その隣に民間大衆画、少数民族の袋、木の像、石の 像、家庭用具、籐家具を販売している。鶏、魚、女性、花瓶の絵、写実的な色の絵、楽しい絵、白い虎、威厳のある五匹の虎の絵、歴史上の名将の絵、鳥、梅の 花を描いた瓶、輝くばかりの・・・ハノイの昔からの通りの伝統的文化の代表的な商品となっている。

ハンチョン通りには、ドン・フオン亭の遺跡、バック・マ、リン・ランを崇拝するナム・フオン亭がある。

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