13/07/2010 | 11:15:35

ヴォイフック神殿

ヴォイフック神殿の主要部分.

HTML clipboard ヴォイフック(跪く象)神殿とも呼ばれるタンロンタイチャン(昇竜西鎮)はバ・ディン区の昔のトゥレ村(現在のキムマー通りのそば)に建設された。

タンロンタイチャンはリー・タイン・トン(Ly Thanh Tong)王が1065年、第7チョンタインザカイン(Chuong Thanh Gia Khanh)年に建設したタンロントゥチャン(昇竜四鎮)の一つである。

 リー・タイン・トン王の息子、西を鎮める神であるリン・ラン(Linh Lang)大王を偲ぶ神殿は昔のタンロン城の西方にあり、現在のトゥレ湖と首都ハノイの有名な娯楽の場であるハノイ動物園のそばにある。

次のような伝説が今に伝えられている。昔、グエン家のリー・タイン・トン王夫人はザムダム湖(現在、タイ湖)で泳いでいる時、空から現れた竜に水をかけられた。家に帰って、しばらくして妊娠し、トゥレにおいてリン・ラン(竜の子供)を生んだ。生まれたばかりリン・ランの体には竜のうろこが残り、玉のような明るい点があったそうだ。

中国宋朝の趙節大将は軍隊をグエットドゥック川に進め、ベトナムを攻めてきた時、成長したリン・ランはリー・タイン・トン王から軍隊と象を授かり、敵と戦った。リン・ランが象に跪くことを命令すると、象はすぐ従い、リン・ランが戦場で戦い、敵に勝つ手助けをした。

しかし、戦に勝利し、家に戻ったリン・ランは病気となった。リー・タイン・トン王が見舞いに訪れると、彼は天の人であり、今すぐ天に帰らなければならないと告げ、大蛇となり、ザムダム湖に滑り降りた。数日間、雨が降った後、多くの赤い旗が空から飛んできて、城の上に立てられた。

リー・タイン・トン王は、このことはリン・ランの命が終わったことを知らせていると考え、大王として指名されるはずであったリン・ランを偲ぶ神殿を建設した。毎年、旧暦の2月9日から11日にかけ、リン・ラン大王を祝うためにトゥレ村の人々はヴォイフック神殿祭りを行う。

 リン・ランが象に跪くことを命令したことから、リン・ランを敬愛する神殿の前に2頭の象の像が置かれる。その神殿はヴォイフック(跪く象)神殿と呼ばれる。時間が経ち、何回も修復されたが、現在のヴォイフック神殿には昔の建築が残り、タンロン城の西鎮の一つに値する。
 

チャン・チー・コン(Tran Tri Cong)

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